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2019年5月17日 (金)

シンクロ速度の問題

201905171 


この写真、実は失敗写真なんです。

普通にカメラ内蔵のストロボや純正クリップオンストロボを使う分には、いまどき起こらない問題です。

画面の左側、暗くなってますよね。

これは一体何かと言うと、カメラのシャッター幕の影です。

このコマ全体はこうなってます。

201905172

画面左1/4くらいが写ってません。

普通の一眼レフカメラなんかは「フォーカルプレーンシャッター」というメカシャッターを使います。

シャッターを押すと先幕を追いかけるように開いていた後幕が閉じるという仕組みです。

この方式だと、高速シャッターでは「画面全体が開いている瞬間」が無くなります。

ストロボは「シャッター画面全体が開いているとき」に合わせて発光させます。それができなくなる限界の速度があります。

スタジオでは「バケペン1/30以外は1/60」と習います。

実際は最高シンクロスピードが1/250秒とかは普通にあるのですが、失敗を避けるため、なるべくコトを単純にします。

ストロボでライティングを組むときは何も言われなければカメラ向きISO100,F8,1/60の露出で組みました。

タングステン(電球)で組む場合はISO64,F16,1秒です。

 

この写真を撮った時は、よく考えずに1/1000秒とかやってしまったのかもしれませんね。

フイルムですから現像するまで気づかない。

でも、あえてよくわからん黒い影が左にあるのもいいかな、と思って、トリミングして作品にしました。

こないだ写真展に出したものと同カットです。

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